総合支援資金貸付


総合支援資金貸付


「総合支援資金貸付」は、失業等により日常生活全般に困難を抱えている方を対象として、生活の立て直しや経済的自立等を図ることを目的とした制度であり、社会福祉協議会とハローワークによる支援を受けながら、社会福祉協議会から、賃貸住宅入居時の敷金・礼金等のための資金や、生活を支援するための資金などの貸付を受けることができるものです。

 

総合支援資金貸付制度を利用できるかた

総合支援資金貸付は、生活の立て直しのために継続的な相談支援(就労支援、家計指導等)と生活費及び一時的な資金を必要とし、貸付を行うことにより自立が見込まれる方であって、次の要件のいずれにも該当する方が対象となります。

  • 低所得者世帯(市町村民税非課税程度(前年に所得があったために課税世帯であっても、現に非課税世帯程度の収入しかないと認められる場合を含む))であって、収入の減少や失業等により生活に困窮していること
  • 公的な書類等で本人確認が可能であること
  • 現に住居を有していること、または住宅手当の申請を行い住居の確保が確実に見込まれること
  • 実施主体及び関係機関から、継続的な支援を受けることに同意していること
  • 実施主体が貸付及び支援を行うことにより、自立した生活を営むことが可能となり、償還(返済)が見込めること
  • 他の公的給付または公的な貸付を受けることができず、生活費を賄うことができないこと
  • 本人及び世帯に属する方が暴力団員でないこと

※ 住宅手当の対象となる方は、原則として総合支援資金貸付を併用できます。
ただし、雇用保険(失業等給付)、年金等の他の公的給付・貸付を受けることができる方は、総合支援資金貸付の利用はできません。
また住居のない方は、総合支援資金貸付を利用する場合、かならず住宅手当を併用する必要があります。

 

貸付制度の種類と貸付金額

生活支援費 生活再建までの間に必要な生活費 (二人以上)月20万円以内(単身) 月15万円以内 最長12ヶ月

生活支援費の詳細

住宅入居費 敷金、礼金等住宅の賃貸契約を結ぶために必要な経費 40万円以内

住宅入居費の詳細

一時生活再建費 生活再建に必要な一時的な費用であって、日常生活費で賄うことが困難であるもの  (例)就職活動費、技能習得費、公共料金の滞納の立替、債務整理手続費用 等 60万円以内

一時生活再建費の詳細

 

連帯保証人・貸付金利

  • 原則連帯保証人を必要とします(連帯保証人を確保した場合は貸付利子は無利子)。
  • 連帯保証人を確保できない方も、貸付を受けることができます(その場合は貸付利子は年1.5%となります)。

 

据置期間・償還期間

  • 元金の据置期間は、最終貸付の日から6ヶ月以内。償還期間は据置(返済)期間経過後20年以内です。

 

継続的な支援

  • 社会福祉協議会では、ハローワーク等の関係機関と連携し、継続的な相談支援(就労支援、家計指導等)を実施します。

ハローワークへの求職申込みと職業相談が必要です。

 

申込み先と問合わせ窓口は?

総合支援資金貸付の申請窓口は、現在の住所(住居のない方の場合は住宅手当を利用して入居する予定の賃貸住宅の住所)を管轄する市町村の社会福祉協議会です。

社会福祉協議会

クリックすると厚生労働省H・P「都道府県社会福祉協議会一覧」へジャンプします。

 

このエントリーをはてなブックマークに追加